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- S T O R Y -
  


それは、ありえたかもしれない夏の出会い。

おたふく風邪で寝込んだ幼なじみの世界の頼みで
渋々、世界のバイト先「ラディッシュ」でアルバイトをすることになった清浦刹那。
「ラディッシュ」からほど近いところには、刹那が密かに思いを寄せる伊藤誠の家がある。
偶然出会うなんてありえないと自分に言い聞かせつつも、
わずかな期待をしてしまうのだった。

しかし、「ラディッシュ」での慣れないアルバイトは、
愛想笑いの苦手な刹那には、想像以上に大変だった。
小さな女の子に慕われたり、楽しい出来事もあったが、
失敗ばかりで、すっかりクタクタになってしまう。

バイトの帰り道。
最寄りの駅で乗らずに、一駅歩く刹那。
次の駅までの通りには、誠の家がある。
海岸通りを歩いて行くと、「ラディッシュ」でなついてきた小さな女の子が抱きついてくる。
とまどう刹那に、追ってきた人影が近づく。
「あれ…………清浦?」
それは、誠だった。


偶然が産んだ、夏の恋物語が始まる。

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